第二種電気工事士技能試験 費用を抑えて合格するには

第二種電気工事士の資格があれば、家の中のコンセント増設など自由にできるようになります。
電気系の専門学校や大学を卒業していれば、筆記試験はパスし移動試験のみで資格を得ることができますし、筆記試験を受ける場合でもマークシート方式で、 問題の難易度もそこまで高くありません。
家の中の電気工事をDIYで行う機会はあまりないと思いますが、不景気のこの時代に備え、食い扶持の種を一つ持っておくという意味ではチャレンジの甲斐もあるかもしれません。

電気工事士の資格を得るのに、特に技能試験を受けるにあたり、ネックになってくるのがお金です。
まずそもそもですが、受験料として9300~9600円かかります。
これは筆記試験をパスして技能試験だけを受ける場合でも同様です。
また技能試験の練習にあたり、工具や部材など購入する必要があります。
口述のYouTube学習だけでも乗り越えられそうな気さえしますが、やはり実物を目にしておくことは重要だと思います。

■工具について

工具への投資はある程度は必要ですが、安く抑えたいのであれば100円均一ショップなどの活用が必要です。
必要な工具を一覧にしてみました。
よく売られている合格セットには、下記の全てもしくは一部が含まれます。
工具や部材に共通して言えることですが、まとめ売りしているものは割高になっていることが多いので、面倒でもばら売りから買うことをお勧めします。

ワイヤストリッパー
圧着工具 全長200mm
ペンチ 175mm
ニッパー
プラスドライバー 90mm 2号
マイナスドライバー 90mm 5.5mm
ホーザン(HOZAN) 合格マルチツール DK-200 第二種電気工事士技能試験用 電工試験
ホーザン(HOZAN) 合格クリップ 誤接続防止 電気工事士試験の時間短縮に 入数10個 ホルダー付 P-926
ウォーターポンププライヤー244mm
布尺
電工ナイフ
油性ペン

ワイヤストリッパーと圧着工具は、最低限お金を出して買った方が良いでしょう。

ワイヤストリッパーは、複数社が出していますが、私はホーザン(HOZAN)社製のものを選びました。
握るだけでワイヤ外装を切り取ってくれる種類もありますが、値段が張るのでこちらを選びました。
おそらくワイヤストリッパーは、使用時間が最も長い工具になりますので、できるだけ多機能なものを選ぶと工具持ち替えの時間損失を防げます。
20cm程度までであれば、ワイヤの長さも測れますし、ニッパーやラジオペンチの代わりにもなります。

~20mmを測る目盛りは、ちゃんと刃の厚さが見込まれた目盛りになっています

圧着工具は、技能試験に限って言えばリングスリーブ サイズ中までの範囲でしか出題されませんので、リングスリーブ大に適合した圧着工具は不要です。
サイズ中までの圧着工具を買うメリットは、手の大きさによりますが、片手で取り扱えるサイズのため、圧着工具使用時にもう片方の手でワイヤを支えることができることです。
サイズ大に対応した圧着工具は、開き切ると片手で収まり切れず、上記理由から時間が限られている試験への使用は不利です。

ペンチやニッパーは高価なものでなくても構いませんが、試験などで扱うワイヤはかなり固いためハンドルが大きなものの方が、力が入りやすくて重宝します。
ニッパーはランプレセプタクルなどに接続する際に、芯線の輪を作った後の調整用にカットする場合は必要ですが、サイズをうまく作ればその工程も不要でニッパーはそれほど必需品ではありません。
刃のついたペンチがあれば、二役を兼ねられます。
ドライバーは必要ですが、こちらも高価なものでなくてもよく、家にあるもので十分対応できます。
ただサイズは確認しておく必要があります。
ウォーターポンププライヤーは、なくても手だけの力で十分に固定できますので私は使いませんでした。
合格マルチツール DK-200も買いましたが、結局ウォーターポンププライヤーすら使わず、ねじ切りには家にあった六角レンチを使いましたので、間違えて接続したワイヤを引っこ抜く時によく使ってたくらいです。
合格クリップは、簡単に止められる割にワイヤを固定する力が強いので重宝しました。
布尺は30cm定規もしくはメジャーで代用、電工ナイフはカッターナイフで代用、という感じです。
油性ペンはワイヤの長さを測った時の印などに重宝します。

■部材について

練習用に、部材も買う必要があります。
こちらも、やはりバラ売りから探して自分で買った方が安いと思います。
自分は楽天でばら売りしているショップを見つけて、そこで全て買いました。
 買う際に知識が得られますし、自分の必要な練習回数に応じて必要な量などを購入することができます。
毎年候補問題が事前に出されますので、その回路図を見て必要なワイヤーの長さはある程度目星をつけることができます。
というのも、渡線は35cm、それ以外の配線部に必要な長さは各30cmで計算すればOKです。
なので、例えばVVF 1.6-2Cなら、4か所ありますので120cmが最低限必要な長さです。
実際、試験に出た際には125cmの長さが与えられます。

■その他

工具と部材にお金がかかったので、自分の場合教材はすべてYouTubeで済ませました。
本屋でカラー写真付きの本を立ち読みしましたが、 動画でのわかりやすさにはかないません。
それが無料で公開されているわけですから、この時代に生まれたことを感謝し、十分に活用すべきだと思います。
オンデマンド 今井氏の動画が大変わかりやすいです。

練習をやりだして覚えることは多いですが、圧着工具とリングスリーブ、そして圧着するワイヤーの太さの関係については、それぞれの組み合わせを丸暗記する必要はありません。
以下のことのみ覚えておけば、すぐに対応できます。
・リングスリーブ小には1.6mmの線が4本まで入る。それ以上は中サイズ
・2.0mmの線は1.6mmの2本分換算
・1.6mm 2本を圧着する時だけ、圧着工具は特小を使う

これで、どのような組み合わせが出たとしても、すぐにどのサイズのリングスリーブを使えば良いかが分かることでしょう。

芯線のストリップ長さや、外装のストリップ長は、大抵の場合部材側に親切にも記されています。
覚えておくべきなのは、ランプレセプタクルの時や露出型コンセントの時ぐらいでしょうか。
いずれにせよ、候補問題を5問もこなせば大体の数値は頭に入ってくると思います。

加えて 欠陥だとみなされる基準も公開されていますので、こちらは事前に目を通しておくことをお勧めします。

https://www.shiken.or.jp/candidate/handankizyun.html

21世紀の技術を恩恵に受け、さくっと合格してしまいましょう。

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