メルセデスベンツ C200(W205 後期型)試乗レビュー・レポート

メルセデスのディーラーから先週展示会のDMが届いたのをきっかけに、このたびふらりとディーラーに足を運んでみました。
まだW205の後期型に試乗できていなかったのでお願いし、色々なお話が聞けましたので、自分のメモも兼ねてこちらに紹介します。
というか、今回は箇条書きの嵐ですね。
その分マニアックな情報もちらほら、、という感じです。

■詳細

・Certified Carは、店の在庫のすべてがネットに情報として上がっているわけではないらしい。
 なので登録だけされて走っていない上玉は実地(お店)に足を運んで見せてもらうしかない。

価格がこなれた超上玉さんたち

・10月からのオプション追加でCクラス前席にもベンチレーションが選べる。
 私が知る限りはこれまでは Eクラス以上にしか設定がなかったもので、
 個人的には大変歓迎すべきものだ。
 愛車が革シートを持つオーナーであれば、共感してもらえるものだと信じている。
 真夏の太陽に照らされた車内の革シートは、控えめに言っても熱い。
 冷房ですぐに冷やされるといっても、シートに接している部分は熱を保ち続けるので、
 その部分の熱をとってくれるベンチレーションは有難い存在になるはず。
 レクサスはその方が効果が高いという吸引タイプのベンチレーションだが、
 果たしてメルセデスはどちらのタイプなのだろうか。
・ソリッド赤のエクステリア色は廃盤となり、
 ヒヤシンスレッドという深みのある赤の設定のみとなる。
 個人的にはこちらの方が品のある感じがして好き。
 同じく見る角度でその印象を変えるカバンサイトブルーも綺麗だった。
 ちなみに日本では、白、黒、シルバー、深青/深赤の順番に人気があるらしい。

ヒヤシンスレッド。画像はCLSクラス

・24時間緊急通報サービスは無料で10年使えるらしい。
 メーカーもまずは試しで、「えいや」で決めた期間の長さだと言っていた。
・ ディーラーから左折で出て後ろもそれから前も車が来ていなかったので、フル加速を試してみた。   想像していたよりも澄んだサウンドで、マイチェン前より、
 フル加速時のエンジン音の官能性は上がっていたように感じた。
 モーターが低回転側をサポートする分、高回転型のトルク特性に振っているからだと思われる。
 ただ、高級車に乗っている!という気分を味わうには、もう一声欲しい加速感ではある。
 1.5Lとは思えない。ターボとモーターの恩恵はすごいが。
 ちなみにバッテリーはリチウムイオン電池で、メーカーは半永久の 性能 保証だと言っているが、
 実際の交換費用は10万前後とのこと。
・C200よりもC220dの方が売れ行きは芳しいらしい。
 エコカー減税が聞いて車両価格の差分を埋めてくれるのだとか。
 ランニングコストもハイオクと軽油ではだいぶ違うので、懐事情を考えるとわかる話ではある。
 ガソリン車のエンジンは高回転時の伸びが魅力的だが、その辺りを割り切れるのであれば
 ディーゼルエンジン車を選んだ方が実用的で賢明な判断だ。
 ディーゼル特有のカラカラ音も、車内にはほとんど入ってこない。
・C200に試乗しておきながら、C43が正直なところ一番欲しいし、そのうち試乗もしたい。
 C 43はトルクもありタイヤの扁平率も小さいため、タイヤの交換頻度も価格も上がる。
 またタイヤの幅も太く、かつ4WDのため最小回転半径も大きくなる。
 そのせいでC63よりも最小回転半径は大きく、5.8m(右ハンドル)とあった。C63は5.4m。
 C 63だとタイヤの寿命は1年持たないという話もあるらしい。
 だがC43やC 63の、太い唸り声と強烈な加速、
 そして4本出しマフラーにロマンを感じてやまない人もいる(私です)。
・エアサスの設定があるのは、C200とC220dのみ。C180やC43などは従来通り金属サスとなる。
 エアサスは相変わらず上出来。当然ながら街中ではConfortで十分。
 Sport+にするも若干固くなったかな程度で、
 エンジン回転数を高く保っている方が差分として見えたくらい。
・相変わらずブレーキホールド機能は嬉しい。サイドブレーキももはやその息を潜めるレベル。
 そのうちサイドブレーキの存在すら忘れ去られるようになるのかも。
・スマホ操作のように、従来の位置に鎮座するCOMANDシステムや、
 ステアリング上に新たに設けられたタッチコントロールボタンは、スワイプにも対応している。
 ただ使用感は、ボタンやダイヤルとかの方が運転中はブレずに良いんじゃないかと思う。
・液晶メーターは一回だけ、走行中にブラックアウトした個体が居たらしい。
 エンジン再始動でも直らなかったらしいから、まだなかなか車載品質で故障ゼロは難しいのだろう。
・ゴルフクラブはセダンでも重ねれば三つは乗るとのこと。
 ゴルフ御用達の方々にとってはこれも重要。伝統極まるドイツ車も、日本車ライクになってきた。
・ミュージックサーバーはこれまでハードディスクなどを使っていたものがなくなり、
 SDカードや USB経由で音楽を聴くようになった。
 CDの挿入も今回のマイナーチェンジからできなくなったとのこと。
 モーターは部品の中でも故障率が高いため、削減していきたい方針なのだろう。
・センターパネル中央に設えられたアナログ時計は、高級車の証。
 これはアナログ時計なのに本体の時計と完全に同期をしている。
 例えば手動設定で時刻を変更すると、メーターパネル内の時刻表示も
 アナログ時計の表示も両方とも指定された時刻に変わる。
・センターパネルの操作部はほとんどがメタルパーツになっている。
 見栄えの面からも、それから手触りの面からも、高級車に乗っていることを自覚させられる。
 ただしメタルパーツによって装飾がなされたが故に、
 スイッチのクリック感など細かな部分では相応の高級感が感じられないところが少し残念。
 ふにゅっとしたゴムの感触が、メタリックパーツの奥に居ることがをわかるレベル。
 しかし自分で書いておいて言うのもなんだが、それはもはや粗探しの域にしか思えない。
 人間の欲求はとどまることを知らない良い例である。
・ステーションワゴンの後部ハッチは、電動クローズボタンがあり、押すと嫋やかに扉を閉める。
 挟み込み防止機能もあるので、腕を挟んでも大惨事になることはない。
 実際にディーラーの方が実演を見せてくれた。
 なおガラスハッチ部分だけの開閉はできない。
 競合の3シリーズツーリングタイプ(ステーションワゴン)にはガラスハッチ設定があるので、
 何かしらの事情があるのだろうと推察される。
 ちなみにバックドアの開ける高さも設定できるらしい。
 なお、セダンに電動トランク開閉は設定されない。
 車体後部をキックで開閉、というのもCクラスは設定がない。
・アンビエントライトは今やどのクラスのメルセデスにも当たり前につくものとなった。
 新しいCクラスも例外ではない。LEDでなければ、15年以上前のクルマにもついていたが。。
 エアコン吹き出し口が温度設定に応じてその光り方を変えるのは、現在AクラスとBクラスのみ。
 2年後にCクラスもメジャーアップデートを控えているので、その時までのお楽しみだろう。
 ディーラー販売員はみんなマイチェン後を狙うと言っていた。
 他にもちょこちょこそういう話を聞く。
 神話のようになっているので、あながち間違いではないのだろう。
 新しさをとるか、成熟をとるか、といった感じか。

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